Reactive Extensions (Rx) v1.0.10621 SP1(Stable Release)が公開されています。

 

Reactive Extensions (Rx) v1.0.10621 SP1(Stable Release)が公開されています。

こちら

Reactive Extensionsは簡単に言ってしまえばイベントや非同期処理などの時系列に発生するさまざまな「作用」を集合ととらえて、それに対しての操作・作用をLINQのアプローチで制御することができるライブラリですね。

Windows PhoneではSDKに標準で含まれており、それ以外の環境では上記のリンク先からダウンロードして利用することが可能です。

LINQをご存じの方はLanguage INtergrated Query(言語統合クエリ)がデータ集合に対する操作を平準化しようとするための技術ということはご存じかと思いますが、これらの技術を応用して時系列発生する作用そのものを集合ととらえることで簡潔な記述によるイベント・非同期処理を実現することができるところがReactive Extensionの特徴ですね。

LINQによって集合に対する操作が簡潔に行えるようになったように、Rxもマスターすると非常に簡潔にさまざまな処理を記述できるようになります。

とはいえ、複雑にしようと思えばいくらでもできるのは、今までのプログラミングと同じなので最後は開発者の腕にかかっている・・・ってのは今も昔も変わらないですねw

Rxの詳細に関しては私よりもLINQ星人のところほうが詳しく解説されていると思いますのでそちらにお任せしちゃいますw

しかし、便利な道具があるのを使わないのも勿体ないので是非活用していきたいところですねーっというワケでメモ。

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投稿者: Hiroyuki Mori

極東IT-Engineersの代表でMicrosoft MVP for Development Platform - Silverlightです。 普段は主にMSテクノロジ関連の開発、スピーカー、執筆などを行っています。

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