Async Targeting Pack for Visual Studio 11が公開されています。
こちら。
Async Targeting Pack for Visual Studio 11は.NET Framework 4やSilverlight 5など、従来のC#4で開発できたプラットフォームに対してC#5で導入されたTaskクラスベースの非同期処理を利用することができるパッケージのようですね。
.NET Framework 4から非同期処理をサポートするTask<T>クラスが導入されています。 さらにC#5ではそのTaskクラスを利用した非同期処理を同期的に記述できるよう言語的にサポートするキーワードとして”async”や”await”キーワードが追加されています。
これらのキーワードは主に.NET 4.5やMetro Style Appsでの開発で用いられるものですが、こちらのTarget PackではC#5で導入されたこれらのキーワードを.NET Framework 4やSilverlight 5でも利用できるようになるようです。
利用環境はWindows 7/Windows 8 Consumer Preview上となり、Visual Studio 11 Betaの利用が必要になります。 つまり、VS2010では利用できないようですね。
実際、リリースノートを少し確認すると、当然本質的には別のクラスで実現しているようですので、微妙な差異はあるものの、.NET 4やSilverlight5にもUIはあるので、非同期処理の必然性は変わりません。
実際、多くの場面で非同期処理が必要になりますので、こういったパッケージは助かりますねー。
なるほどー、この手があったかーということでメモ。
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