Windows8対応〔基本+実用〕 Windowsストアアプリ開発入門を執筆しました。
本書はXAML+C#によるWindowsストアアプリの開発入門です。 そのため、C#習得者を対処にXAMLによる開発方法はWinRT独自のAPIや考え方を解説した書籍です。
今回の書籍はC#と言えば誰もがご存じ++C++;// 未確認飛行 Cの中の人、岩永信之さんとの共著です。
元々は岩永さんからお声がけいただいたご縁でWindowsストアアプリ本を執筆することになったのですが、何せ前回のSilverlight本を執筆している最中だったことや、仕事がゴッタゴタになっていたことや、共著の岩永さんも多忙なことも重なって、遅れに遅れてようやく出すことができました。
内容は岩永さんとも最初にお話をして、基礎や考え方を学べるような書籍にしようということで章立てを精査しながら繰り返し繰り返し組み立てました。
そんな中、執筆中には岩永さんとは何度となくSkype会議(^^;で議論を重ねて、そして一通り執筆した後にも何度も何度もチェックしてもらいました。 場合によっては元のページ以上に加筆したこともあったので、査読するほうも大変だったかと思います。(いや、本当にお世話になりました>岩永さん)
本当はいろいろ調べるうちにWinRTの持つ各APIにおける考え方など書きたいことはいっぱい出てきたのですが、それをひとつずつ拾い始めちゃうときりが無いこともあるので、今回は気持ちよくAPI解説は最小限にして、最低限必要と思われます基礎部分を重点的に執筆することにして、なんとか納得できる形にすることができました。(それでも後から見ると300ページ以上あったんですね(^^;)
Windowsストアアプリでは従来のXAML系フレームワークに加えてWinRTの持つ独特な考え方などを理解して作成しておく必要があります。
これらを習得するには、手を動かして動くものを作る!ということももちろん大事なのですが、WinRTの持つ挙動や考え方などをきちんと理解した上で作成することでより早く自分の思ったようにアプリ開発が行えることでしょう。
ただし、本書ではMicrosoftデザインガイドについてやWindowsストアの認定要件などとTipsは触れていません。あくまで技術的な要件としてWinRTでの開発方法に特化し解説しています。(もちろん、必要最低限の案内はしていますよ(^^;)
本当はまだまだ解説したいこともあったのですが、それはまた別の機会をいただいたときにしたいと思います(^^;
現在はまだ予約中なのですが、もう間もなく発売されると思われますので、書店に並んだ際には是非お手に取ってご覧いただければ幸いです。
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